ここは、先日「巡禮記」という

お参りのご案内先達の仕事で

みなさんをお連れした豊国神社⛩️

千畳閣と呼ばれるところ。

広島県宮島の厳島神社のすぐ近くです。

こんな圧巻の柱も梁も床板も

今の建築技術や材料ではもう

作れないんじやないかなと思います。

豊国神社千畳閣の魅力は、この建築文化に

直に素足と素手で触れられること。

その中にすっぽりおさまると

自分の小さな呼吸の音が聞こえるほど

静けさの中に吸い込まれます。

壁もない窓もないこんなに解放的なのに

なんと守られた時空間なのだろうと

肌身に感じます。

ここにお連れすると、みなさん

一人一人が、自分の時間を取り戻して

思い思いに過ごし始めます。

だから、すこし時間を忘れてもらうための

ひとときを見守ります。

守りは、ガチガチに固めることや防御すること

いろんな効率的効果的なもので対処すること

そんなイメージが多いですが

こんな時空間に守られた感覚を知ると

守りとは、固めなくても開いていられること

ゆったりと身体の空間を広げて呼吸できること

効率や効果効能など関係なく

ただ素直に安心や心地よさを感じられること

そのときの自分を信じられること。。。

そんなふうにも感じるのです。

ふわっと温かく心を開いた瞬間に

ご先祖さまたちの愛を感じたり

自然の中で大地に護られている感覚になったり

ふと流した涙に本当の絆を感じたり

あなたもそんな経験がおありなのでは

ないでしょうか。

その時きっと、なんらかの守りを体験していて

とても開かれていると思うのです。心も体も。

豊臣秀吉が遺した夢の跡は今も息づいています。

身体の体感覚で知ったことは忘れません。

私がお仕事している「巡禮記」のお参りは

こうした感覚を体験できるお参りの場を

とても大切にしてご案内しています。

あなたもぜひ、開けているのに守られている

そんな時空間を体験してみてくださいね。

うずめカフェ　松本育子

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